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ナイテックス茨城工場「下妻物語」 -Story 3-
制作工程を説明する倉持。製品を説明するその表情は誇らしさに満ちている。
命を吹き込む職人技

井上は、事務室にある自分の机に積まれた書類の中から、必要な注文書を確認して職人達に手渡す。配られた注文書を確認しながら、手慣れた様子で道具の準備を終え、図面を見ながら慎重かつ丁寧にパーティションを加工していく。職人は使う道具を自らが選び、よく手入する。必ず手に馴染むものを使用する。「自分にあったいい道具を使うと、いい製品を造れる」とドライバーを回しながら製造部の渡部は言う。丹精込めて造られた「製品」は、必ず顧客に評価される。それはこれまでの経験で確信があった。

職人達の手により形を成してゆくパーティションは、0コンマ1ミリ単位の調整を施しながら製品として仕上げられていく。幾度もチェックを繰り返され、ようやく完成した製品は、工場の窓から差し込む日の光を反射させ、顧客の元に届けられるため梱包担当の桜井の元に送られるのを待つ。真新しい製品は、最終チェックを受けた後、丁寧に梱包され、ラベリングを受けて現場へと発送される。

新製品開発プロジェクト

工場業務は順調に進んでいた。日々の業務をこなしつつ、井上のチームは市場の需要と本社設計部門の要望に応えるべく、新しいコンセプトのパーティション開発を進めていた。 新製品は既存の製品を改良するだけではなく、新しく進化させる事が必須条件になる。オフィスデザインの概念を超えたものにしたい、と意気込むチームとは別に井上は懸念を感じる。工場長として迎えられる前に木製家具職人を生業としていた井上は、誰もが認める進化した製品を造り出すためには、いくつもの困難を解決する必要がある事を誰よりも理解していた。

梱包担当の桜井。出荷前製品の最終チェックも行う。入社以来同じメーカー道具を使い続ける 製造部の田口。
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